もう手ブレがブレブレです。よる七時過ぎなうえ、普段のカメラの設定が祟ってフラッシュを焚き忘れている状態です。うーん、臨場感はないでもないんですが。
とりあえず建設された高架駅や元から固定されていた線路が広がっています。ついでに言えば、無駄に広がってる土地を利用して資材が色々と積み上げられています。事前に全通させておけない鉄研レイアウト事情のせいで、不足する資材が届くまでむやみに広げられないのです。
黒板側から。ロッカーの方ではHOゲージレイアウトを敷設している段階です。あっちとモジュールレイアウトはもう後輩に任せきりです。部長(当時というか自分)の能力ではこっちの把握が精一杯です。奥では植樹中。
たしかコレは後輩に頼んで買ってきてもらったMAXCOFFEEです。前回も似たような写真をとった覚えがあります。この缶は後に意外な形で再利用されました。実話です。
写真を撮った場所はクイズ用の受付として用意された教卓ですが、ここからだと植樹中の山がよく見えますね。「肉まん」だのなんだのと酷評された禿山もだいぶまともになりました。
その日の帰り、19時30分ごろに撮影した学校入口付近。記念祭に備え、階段に紅白の布がかけられています。記念祭の主要スタッフ、パート長クラスの人間には泊まり込みもいたそうで、いやはや……。
さて翌日、前日準備はパート長からの頼まれ事もあって早めに(もっと早く来てた後輩がいました。家が近いっていいなぁ)学校に来て部員に指示を出し、一方で物品印刷スタッフとして物品貸出を受け付けたりして一段落した昼前の物品印刷スタッフ室。おもいっきり私事なような気もするんですが、記念祭準備の雰囲気を伝えるということでひとつ。鉄研は模造紙と各種テープ類ペン類くらいなのでいいのですが、画用紙を数枚ずつ各色とか要求している団体もあって選び出すのが一苦労なのです。
で、一段落した所で渡り廊下を鉄研に向かいます。この日は雨がちでしたね。右端では業者さんによるステージ組み上げが行われ、組み立てられたテントが資材パートによる立ち上げを待っています。いつも鉄研が使っている芸術教室にたむろしている緑はおそらく模擬店。クレープなどの調理をするために例年芸術教室を接収しているのです。実は危うく気が付かずに前日準備日に芸術教室を取ろうとしてしまったのは内緒です。
二階三階と窓が暗幕で覆われているのは、おそらく劇関係の娯楽団体。外の光が邪魔になるんですね。
う、うわあああああああああ!という感じのごっちゃにになった昼過ぎのNゲージ大レイアウト山付近交差地点。三層交差という凄まじい見せ場をレイアウトに持ち込んでしまったがためのややこしい状況に散らばった資材が拍車をかける状況。誰だこんなレイアウト考えたの!と言い出すと盛大なブーメラン(部長の独断で決めました)になるのでやめておきましょう。最終的にどうにかなったんだからいいのです。
ほら、すぐ左を見れば、ちゃんと車庫のポイントまで用意されてるじゃないですか!頼もしい後輩のおかげで助かったよ!というか実際この辺りは組んでおかないと後々大変なことにはなります。奥では接続とバラスト散布が終わった固定線路部分が緑化中。結構無理くりなレイアウトのしわ寄せでフレキシブルを利用せざるを得なかった残念な区間です。まあ高架にするのも味気ないのでもともと丘を作る予定ではありましたが。
全然写真を撮ってなかったモジュールレイアウト。前述のとおり、後輩に任せきり。車体が大きく車両限界の測定ができる上に新しくてモーターがまともに動くサンライズが試験運転に待機しております。どうやらモジュールの接続部分に問題があり床下が引っかかるか脱線するか、あるいは通電しないという問題に取り組んでいる様子。モジュールの方は数回通しで試運転しているはずなのですが、組み直すたびにこういう問題が起きる呪いに付き纏われています。モジュール接合問題は神の定め給うた宿命なのです。
それとは別に最終仕上げをしていたりする部分もあります。山肌がまだ白いところの塗装をしなければなりません。もっとも、右端のは雪景色なので放っておいて構わないのですが。ちなみに並んでいるバスは後輩がひと月かけて大量生産した各地のペーパークラフトバス。地元のばかり作りたがるのが困りものです(人のこと言えないけど)。
作りが簡素なのでだいたい完成したHOレイアウト。無論シーナリーの設置は必須なのですが、レイアウトそのものはユニトラック線路の安定性もあってほぼ問題なく開通しています。すでに左奥にキハ181の編成が留置されていますね。シーナリー用の路面電車のペーパークラフトなんかもおいてありますが……
夕方ごろの大レイアウト。資材のごっちゃにはそのままですが、線路がだいたい開通しているというのがわかります。電気配線さえ繋げれば試運転できるレベル。もっとも、その電気配線を繋げるのにだいぶ苦労して試運転は翌日に持ち越されたのですが、それでも前日準備日にこんなややこしいレイアウトがここまでたどり着いたのは例年にない奇跡です。にしてもなんだこの高架線の量……
さて、準備の様子、いかがだったでしょうか?部員たちのがんばりでどうにかここまで完成させることができました。そして鉄研は記念祭初日の朝を迎えます。
しかしだいぶ長くなったので、当日の様子は次回に持ち越しということにしましょう。ではー