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鉄研中央通信六号 隣国報道班が初の出版

 鉄研に隣接し、「報道しないこと」で有名な報道班がついに新聞を発行することを表明した。本日印刷が行われ終業の日に全校に配布されるという。新聞では今年の夏に学校運営側から通告されたETON校との交換留学を巡り廃止に至った経緯などを詳しく分析している。
 鉄研と報道班とは去年までほとんど交流はなく、同陣営ながら互いの顔も解らないという状況であった。それが今年に入り報道班の人数不足から夏休み明けに廃部になるという状況になりジャグリング部が侵略するという情報が駆け巡った。
 鉄研執行部は夏休み開始直前「部室棟周辺の平和と安全を確保する」目的で刺客を投入、鉄研の同盟国として復活させた。(その後ジャグリング部は報道班並びに鉄研に対しぺヤングのお湯をばらまくなどの威嚇行為を断行している。) しかし最近になって両国の関係は急激に悪化している。一時期はカーペットの輸出入(検閲注:使い古しともいう)や床の張り替え技術の供与などで互恵関係を確立していたにもかかわらず、鉄研直属(検閲注:そんなことは(略))のテロ組織(検閲注:約一名)が報道班部室を攻撃したりしたためである。これは、報道班があまりにも何も報道しないことが背景にあると思われる。
 今回の出版で両国の関係が正常化し得るか、注目である。

12月14日 検閲(Keisei.C)
12月17日 部員の要請により微修正

武蔵高等学校中学校鉄道研究部