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2012年度夏の鉄研長期旅行記 6・7日目 ~金沢→富山→東京+α~

  この記事は長期旅行記の6・7日目です。過去の記事を読んでいただくと、楽しさ約2,2倍です※当社比。個人の感想です。
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 さて、いよいよ今日は帰京日。今日の朝一は珍しく列車ではなく…。

 金沢の名勝兼六園です。駅前のホテルからは、2,5キロ以上離れていますが、もちろん徒歩で。朝の5時にロビーに集合し、有志の数人で向かいます。兼六園には5時40分ごろ到着。のんびりと景色を眺めていると、6時を知らせる鐘が。2キロ以上離れた野町駅を出る乗車予定列車の出発は6時25分。地図はなく道順不明…。走って兼六園を後にします。
RIMG0194RIMG0197兼六園
RIMG0201RIMG0206109もある、金沢の中心地香林坊(左)と、北陸鉄道野町駅。
 途中街中で通行人に道を尋ねてみると…
  私「野町駅はどう行けばいいですか?」
  通行人A「のまちえき…?知らない。そんなえきあったっけ?」
  通行人B「ほら、~の家の近くだよ。バスターミナルがあるやつ。」
  A「あれって駅なんだ。知らなかった!」
 …すでに忘れ去られている北鉄電車。
 走って野町駅に着いたのは6時20分。何とか間に合いました。バスターミナル併設された野町駅。かつては市内電車(路面電車)に接続していましたが、現在市内へのアクセスはバスになっています。
 野町からは終点の鶴来駅へ。ここは3年前までは加賀一の宮駅へ続く途中駅でしたが、2009年の部分廃線以降終点になりました。ちなみに石川線の車両は東急電車のお古、この後の浅野川線の電車は京王井の頭線のお古です。
RIMG0216RIMG0217鶴来駅に並ぶ石川線電車(左)と、鶴来駅。
鶴来駅からは新西金沢駅でJRに乗り換え、金沢へ。ホテルで朝食をとった後、荷物を回収し走って北鉄金沢駅へ向かい、浅野川線の終点内灘駅へ向かいます。
RIMG0235RIMG0259RIMG0266左から新幹線の高架のすぐわきにある西金沢駅、鶴来駅、鶴来駅の構内。
 金沢へ帰り、今度は七尾線に乗車です。終点七尾でのと鉄道に乗り換え、能登半島の鉄道終点、穴水駅に向かいます。穴水から奥にも、かつてはのと鉄道の路線が通っていました。
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左から七尾線のUFO電車、羽咋駅、廃線前の名残が残る穴水駅看板、穴水駅舎、クラブツーリズムが1両貸し切ったのと鉄道車両。
 穴水では10分間のみで折り返し、七尾線へ乗り継ぎ。津幡駅で富山行き普通電車まで時間があったので、森本駅で撮影をします。
RIMG0343RIMG0364RIMG0374RIMG0380左から羽咋駅で交換待ち中の普通電車「わくたま号」ラッピング車、3両編成の特急はくたかプラレール、新幹線高架下の森本駅舎、森本駅通過中の特急サンダーバードプラレール。
 森本からは普通電車で富山へ。富山からは高山本線でいよいよ北陸地方を離れます。
RIMG0399RIMG0403RIMG0394左から富山駅に入線する北越、475系急行型塗装、高山本線のキハ120形
 猪谷駅で、始発の美濃太田行き普通列車に乗り換え、3時間56分かけて美濃太田を目指します。2両編成の普通列車はガラガラで、しかもほとんどの乗客が同業者らしいいでたち…。
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左から猪谷駅舎、かつての栄光を残す広い構内を持つ猪谷駅、高山駅舎、同駅構内に並ぶワイドビューひだ。
 高山では28分停車の間に夕食を購入します。美濃太田、岐阜で乗り換え、集合地の大垣駅へ。大垣からは快速ムーンライトながら号で東京駅へ帰ります。
RIMG0712RIMG0714大垣駅で列車撮影中の部員(左)と、豊橋駅停車中のムーンライトながら
 東京駅には朝5時5分に解散。これで7日にわたる鉄道研究部長期旅行が終了しました。
 ふぅ。やっと終わりました。試験を挟んだため旅行終了から2カ月以上がたってしまいましたが、これで旅行記終了です。
 
 +α…
  が、この後一部部員は部活ではなく引退が近い久留里線撮影へ。私も付いて行きました。
 東京到着直後、総武快速電車で木更津へ。久留里線に乗り換え、撮影地の俵田駅へ。
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左から、横田駅で交換中の列車、珍しい外吊り扉、撮影地の写真。
 この後、総武快速線で東京へ、列車を乗り継ぎ、無事自宅に到着しました。

武蔵高等学校中学校鉄道研究部