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【時事】新型近鉄特急「しまかぜ」運転開始!

 去る3月21日、近畿日本鉄道(近鉄)に新しい特急車両が登場しました。伊勢神宮の式年遷宮(20年に一回の行事だそうです。)に合わせて造られた、その名も「しまかぜ」。
 春休みに乗ってきましたので、ご紹介したいと思います。

 しまかぜは、名古屋の近鉄名古屋駅や大阪の大阪難波駅から、志摩の賢島駅を結ぶ観光特急です。観光に特化していて、6両固定編成で定員わずか136人。普通の近鉄特急の半分以下です。そのため特急料金にプラスして「しまかぜ料金」を徴収されます。

今回は三重県の伊勢市駅から、奈良県の大和八木駅まで乗車しました。
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 伊勢市駅から徒歩5分ほどで伊勢神宮の外宮(げくう)に参拝できます。
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 伊勢市駅。JR参宮線と近鉄山田線が乗り入れています。
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16時44分、しまかぜが伊勢市駅に入線します。関西などではニュースに出ることも多かったらしく、沢山の方が写真におさめていました。
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今までの近鉄特急(オレンジ色が多い)の外見イメージを覆す、斬新なデザインです。

車内にはグループ客向けの個室のほか、カフェもあります。
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(左)2階部分になっているカフェ。(右)右上にカフェがあります。

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普通の座席ですが、1-2の座席配置で広々。座席も革張りでふかふかです。
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前の眺望は素晴らしいです。

大和八木で降りたのは17時50分。快適であっという間の1時間でした。

 いかがでしょうか?近鉄の威信をかけてできただけあって、乗車率も上々のようです。皆さんも機会があったらぜひ乗ってみてください。

武蔵高等学校中学校鉄道研究部