私は昨日バスで来たため駅がどこか知りません。盛岡までついてくる中1も「覚えてない…」とのこと。
駅まで25分。YH出発がバタバタしてて6:05。
…とにかく急ぎます。
途中で道を訊いたり、地下道が封鎖されてたり、駅前に着いたらすでに列車が到着していました。この電車を逃すと北上線を3時間待つことになり、この後に重大な支障が出ます。
跨線橋を急ぎ、後輩と私が乗ったところでドアが閉まりました。ワンマン運転のため、ドアが1つしかあいておらず、ほかのお客さんの乗車に時間がかかったことで、命拾いしました。
反省：時間には十分余裕を見ましょう。
てことで、厨川での写真はございません。これは盛岡駅。まあどうせ701系もどき(IGR7000系)だからいいか。
昨日と同じ区間を同じ車両で北上に向かいます。
北上では3分乗り換え、北上線で奥羽本線の横手へ向かいます。
北上線のキハ100系。なぜか大船渡線のステッカーが貼られてます。
北上線は、秋田新幹線の改軌工事の際、運休となった田沢湖線の代替路線として、1年ほど特急列車が走っていました。今ではそんなことがあったとはとても思えない、穏やかなローカル線です。
焼きそばで有名な横手。本当は焼きそばを食べたいのですが、時間がないのですぐに来る奥羽本線で大曲へ…。この奥羽本線もまた
701系です…。20分しか乗らないのでまだいいのですが。
大曲到着は9:14。普通列車を2時間半も待てないので、秋田新幹線(田沢湖線)こまちで角館へ向かいます。
全国でも唯一の新幹線列車がスイッチバックする駅です。地図を見てもらうとわかりますが、盛岡からの線路と秋田からの線路が同じ方向で進入してくるのです。
角館からは秋田内陸縦貫鉄道に乗りますが、1時間20分ほど時間があるので、有名な武家屋敷を見学します。
でもその前に
スーパーこまちです。今回は乗れませんでしたが、東京にいるとみられない、地平を走るE6系を撮影できました。
武家屋敷ちかくまで乗ったバス。小田急バスのパクリにそっくりです。乗客0で角館駅前に到着、武家屋敷前で私を降ろし、運転手1人で去って行きました。
角館武家屋敷。桜の時期には、両側の枝垂れ桜が大層きれいだそうですが、まだ秋田は冬です。
帰りは歩いて駅へ戻り、11時発の阿仁合行き秋田内陸縦貫線に乗ります。
秋田内陸縦貫鉄道は、角館から奥羽本線の鷹巣を結ぶ第三セクターの路線です。国鉄時代に一部開通後、地元自治体の努力の末第三セクターとして再出発。その後全線開通しました。
ただ元々人口が希薄な地帯なので経営状態は大変厳しいようで、近年では廃止も噂されています。
全長5697mの十二段トンネルを走る列車。1両編成で乗客は私を入れて2人。ところが阿仁合駅でその乗客は社員さんであることが発覚。客は1人だけでした。
阿仁合駅。左の列車から、右の鷹巣行きに乗り換えます。
角館で買った弁当を食べつつ、13:27に鷹巣着。
この駅、JRは「鷹ノ巣」駅、秋田内陸線は「鷹巣」駅。町の名前は「鷹巣」町です。第3セクターなので、町の名前を優先したのでしょうか。
大館へ向かう次の普通は1時間半後。せっかくなので、並走するバスに乗って大館へ向かいます。
秋北バスの大館鳳鳴高校行き。1時間乗り、大館中心地の秋北バスターミナルへ行きます。
大館に急いだ理由は、秋田犬博物室を見るためです。(筆者は日本犬が大好きです。)大館は、ハチ公のふるさととしても有名な秋田犬の里です。
秋田犬博物室。秋北BTから徒歩5分。展示も豊富で、犬好きならきっと満足できると思います。
バスで大館駅へ向かい、夕食に名物の鶏めしを購入、Tojo is not Tobu氏一行と合流。花輪線で好摩へ向かいます。
JR大館駅と
廃線になった小坂鉄道の大館駅。
駅前にはハチ公もいます。
花輪線のキハ110系。
好摩駅はIGR線との乗り換え駅。出発駅の厨川からたった4つ目です。
IGR7000系。701系と共通仕様。だからほぼロングシート。青森まで3時間か…。
暇つぶしにいわて沼宮内で途中下車。ここで、好摩から厨川を往復していたTojo is not Tobu氏一行と再合流、八戸乗り換えで青森へ向かいます。
八戸駅。ここからは青い森鉄道車両(青い森701系。やっぱりロングシート…。)で青森へ向かいます。
青森では4分乗り換えで今夜の宿の…
急行はまなす号に乗り換えます。
指定席車の「ドリームカー」。元グリーン車の座席でほぼフラットにまでリクライニング。寝心地とても良いです。
この列車は札幌行き。札幌もぜひ行きたいのですが、札幌に行くと津軽線に乗れません。
ということで…
函館で降ります。朝1時です。寒い！
こんな時間にうろうろするのも危ないので、2時間半後の青森行きはまなすで青森に戻ります。続きは次回、乞うご期待！
