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夏の鉄研長期旅行in北陸  第1話 北陸本線東側


今年の夏は北陸!8月3日から9日まで行ってきました。
ルートとしては新宿⇒MLえちご⇒新潟⇒金沢⇒(4連泊)⇒金沢⇒大垣⇒MLながらです。
前回は旅行に行ってから旅行記完結まで半年あったので、今回は1ヶ月以内を目指します。


夏の鉄研長期旅行in北陸
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8月3日、夜10時(中1の9人と一部上級生のみ8時)の新宿駅に集合したのですが…

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部員の多さを象徴するこの荷物の山!
(通行人から見たら)邪魔なほどです。
25人集合したのですが(多い!)、集合時刻20分前にはもう20人もいるというこの集合率のよさ、さすがです。
ここから日付を超えて始めてとまる高崎駅までは普通乗車券を使っていくのですが、
中1が3人ほどICカードで入場。駅員に話してどうにか解決してくれました。


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ホームに上がったらみんなで撮影タイム♪  あれっ三脚は使ってはいけませんよ…


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本日の宿、MLえちごです。急行能登も特急北陸もなくなってしまった今、北陸へ行く唯一の夜行です。
(新潟県が北陸に含まれるのかは疑問に残る。)
そういえばこの列車、遅延しませんでしたよ、埼京線待ちの5分くらいしか…

僕のペンネームが「ML九州」なのにじつはムーンライトに乗るのはこれが初めて、
まったく眠れないということはありませんでしたが新前橋の通過くらいまでは起きていました。
もちろん高崎駅では下車しましたよ。ちゃんと下車印ももらって…



新潟に着きました。ここから本日の宿の最寄り駅、金沢駅までは個人行動です。
中1は5人も僕についてきてくれました。過半数です。
部員の約半分は2両の越後線(を走る弥彦線型車両)残りの約3分の2は信越本線に分かれます。
中には新津で降りたり白新線に乗ったりする人もいました。

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この列車の終点吉田駅で弥彦線に乗る高1のH氏のグループと別れ柏崎行きに乗りました。

柏崎にはどう見ても東急バスのカラーリングをしたバスが走っていて妙にうれしかったです。

柏崎からは信越線組の一部と合流し、直江津を目指しますが、
僕と中一5人は二つ隣の日本一海に近い駅、青海川駅で降ります。

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5年前の中越沖地震の土砂崩れ一時期不通になりましたが、
建て直したとは言え崖にしてある補強以外はまったく地震の影響を感じさせなく、
また海もきれいないい駅でした。

23分の滞在時間もあっという間に過ぎ、次の直江津行きに乗ると信越線組の高1A氏と遭遇。
先頭車両を実質的に貸しきっていたのでそこに合流させてもらいました。

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直江津からはいよいよJR西日本と
行きたいのですが、
次の北陸本線まで約1時間半もあったので
「くびき野」の送り込み各停と「妙高」で
新井駅を往復することに、
485系と189系という
2つの国鉄特急型に乗れる!
と思っていたら新井で来たのは…







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えっっ!
なにこの中央線で見たような顔、車内の路線図に「立川」や「八王子」まであるし、、、
115系の「妙高」幕が撮れるかなと思ったら「普通」だし…
はい、月一の189系検査日でした。(´;ω;`)


直江津からは吉田で別れたH氏と合流、金沢方面へとのんびり進んでゆくのですが…
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NPOの小学生の旅行団体、鉄研部員も相当騒がしいのですが、それに輪をかけて騒がしい。

これ僕らと同じところに降りないといいなと思いながら筒石駅で下車、幸いこの子達は先に進みました。
いや、嫌いなわけじゃないですしそこまでうっとうしくなかったですよ、
ただ自分たちだけで過ごしたかっただけで…RIMG0148



普通のトンネル並みに暗いホーム、
狭いホームの横を高速で突っ走る特急と
時間差で吹いてくるものすごい風、音、
シェルターみたいな待合室、
自分たちのほかに観光客が2人、
なにやらものすごい駅でした。

ここで降りたときに青海川で降りずに
先に行った鉄研部員の一部と
RIMG0130入れ違い。
団体が2列車連続で来られるとさすがに
駅員も大変でしょうww

あ、そういえば列車を降りる直前に
カメラをなくした人がいるのですが、
捜索を入れ違いで列車に乗った先輩に
任せて下車した後にでてきました、
かばんから。

1週間分の重い荷物は待合室に預けて
一度駅舎のほうに上がってみます。

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駅舎に上ったあと、ホームに降りるとき、
階段の駅に行ったらやっぱり「グリコ」です。
しかし6人でやって成立するはずもなく、最後のほうになると「今なに出したー?」です。
こういうのは50段くらい離れて成立しなくなって終わるのが一般的ですが、
今回は何とか成り立たせて、列車の時間で終わらせました。

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次の北陸本線に乗って富山へまっすぐ向かうのですが、
黒部~生地間で踏切故障が発生。
2駅手前くらいで5分くらい停車して安全確認、
例の踏み切りは時速20kmくらいで通過、
そしてその1~2駅先で別の人が踏み切りの
緊急停止ボタンを押したみたいで急停車。
また6分くらいとまりました。

このとき車内を運転室後ろから車掌室のほうまで
歩いていると鉄研OBのKeisei.C氏と遭遇、
何があった何があったと話しているとやっと動き出しました。



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計12分遅れで富山駅に着き、時間もなく
高岡行きに乗ります。

ここで、大阪圏は新幹線かサンライズで
通過したことしかない僕にとっては
初めて目にする「新快速顔」の
車両に感動しました。
にしても1編成あたり
2両しかないんですね、これ、
トイレやドア周りのきれいさ、
転換クロスはいいのですが
周りを3両の列車が走っている中でこれは短すぎます。座れません。

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高岡に着くと高岡3線を乗りつぶします。といっても万葉線は高いし時間もないので全て乗らずに
新能町で降りて氷見線能町まで歩きました。
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氷見線城端線は気動車2~3両なのですが地元学生の帰宅ラッシュの時間に
あたってしまったらしく相当混んでいました。
それでもきれいな富山湾の車窓を拝むことができました。



氷見線の後、城端線も往復したのですが、帰りにすれ違った列車が…

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ハットリ君列車! …は、いいのですが
方向幕を見てください、みなさん。(ヒント ここは城端線)


そういえば氷見線から高1のM氏と同一行程でした。
彼はどうやら飯山線を回ってきたようで、皆さんいろいろな所に行くなぁ

高岡に戻った後はまっすぐ北陸本線で金沢へ向かいます。時間もないので、
と思ったら列車1本分の余裕があるのに気づいたためついでに石動と倶利伽羅に降りてみました。
(上りと下りをうまく使えば一本分の余裕で2駅に降りることができます。)

この日は特に乗りすごし、乗り逃しもなく無事たどり着きましたよ。

今回の鉄研旅行は、北陸のユースは遠いという理由から
宿は全て金沢のビジネスホテルというブルジョアジーを決行。
駅から近いし一人部屋でゆっくりできるしホテルに荷物を置いておけるので相当楽でした。
しかし、1部屋が狭いし壁が薄いので大人数でDrPなどをして騒ぐということがやりづらかったというのも事実。
二長二短でした。

さて、次回は金沢から金沢です。僕は富山へ行きました。
次回へ続け!

20120828 文字サイズ修正(Keisei.C)

武蔵高等学校中学校鉄道研究部