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鉄研中央通信第十九号 「土砂臨が新規荷扱を開始」

ヤギ小屋駅~壁打ち場駅間で運行されている土砂輸送列車が14日、「欅橋」駅・「芸術教室前」駅での貨物扱いを開始した。

この列車は、雨天時のヤギ小屋浸水対策工事に用いられる土砂を輸送する目的で今年八月末から不定期で運転を開始したものである。しかし、「ヤギ小屋」駅から「壁打ち場」駅間にかけての区間で空車となるため、この区間での貨物扱いを望む声が多かった。
初日は壁打ち場行き5本のうち2本に貨物が積載され、駅に到着する度貨物の確認を行う運転士の声が響いた。

運転を担当する"やぎの研究"によると、
「本列車は電気工事会社所有の猫車貨車一両を借り受けて運行していたために土砂以外を輸送することができなかった。今月新たにホ634形猫車貨車一両を導入し柔軟な運用が可能となったので、今後は随時運転を行うとともに利用状況に応じて停車駅を見直していきたい」ということだ。

武蔵高等学校中学校鉄道研究部