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【何故】続・第90回記念祭レポート【当日】

時期を失した感のある今更企画、第90回記念祭レポート。今回は記念祭当日の様子をお伝えしましょう。

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当日朝、模型に注力しすぎたせいかクイズほかに向ける時間がなくなり結局ちょっと遅れて開始となった鉄研の記念祭。他校の学園祭と丸かぶりなせいかまだ少ないですが、ポツポツとお客さんが入り始めます。
画像はモジュールレイアウトの方。細長いレイアウトなので中に一人外に一人いればだいたい回ります。通電不良やらなんやらもだいたい解決したようです。
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こっちは大レイアウト。アナログ線とDCC線を2線ずつ用意したのですが、DCC構築の遅延でアナログ線だけで運用、DCCは試験運転中でした。身軽な後輩が朝方に製作した車庫にも何編成か止まっています。左、アナログ線を走るのは京成スカイライナーと京葉233、車庫にはドイツ型やらスーパーあずさやら……余談ですが、開始直後なこともあって当時の部長(つまり自分ですってば)が趣味に、というか自分の私物車両に走っています。DCCを試運転してる車両すら非LEDな照明付き車両を抜いたオリエントエクスプレス88`だったりします。反省。
よくよく見ると手が伸ばしやすいからといって左端のスタッフ席の周りのレイアウト上に箱やら説明書やらが散らばってます。こっちも反省点ですね。
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記念祭初日が終わったあとの大レイアウト。この日一杯をかけて後輩が製作したバスロータリーにバスが大量に止まっています。どうやって出るのでしょうこのロータリー。一方車庫には後輩の私物の西武や国鉄特急、部の持ち物の夢空間北斗星などが並べてあります。客車列車、特にブルートレインは小回りがきいて人気なのでなんだかんだ言ってちょくちょく出てくるのです。駅の方にもブルートレインの短編成がいますし。
奥にはさりげに部員の私物の路線図とかが展示されています。割と無理やり。
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次の日の夕方、反対側から多層高架部分を望みます。建物に紛れた黄色いのは前回紹介したMAXCOFFEEの再利用(と思ったら短い缶なので勘違いでした)、マッ缶タンク。中身はマックスコーヒーという設定になっております。左下の紫の吊り橋みたいなのは後輩の力作。カーブがかっている部分でちゃんとした鉄橋を用意できなかったので助かりました。緑の鉄橋が単線並列になっているのは設計ミス。ホントはややずらして配置される予定だったのですが、実際にやってみるとずらす必要がなくなってしまったのでした。
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さて、それ以降も最終日目で結局全体では少なめだったのですが、それでも鉄研は割りと盛況でした。レイアウトの方はバスロータリーがとんでもないことになっているのがよく見えます。車庫には長大編成のオリエントを始め横軽白山やらなにやらがそのまま留置。
一方、奥のロッカー等には写真が大量に貼ってあります。あれらはすべて部員の撮影したもの。直前の春休みに訪れた四国のものがやはり多いようです。
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手前の丘のほう。あいかわらず丘が意味もなく広い土地だからって箱とかがそのままおいてあります。うーん。走っているのは新型車両なED75。夢空間北斗星を引っ張って疾走中。一方右の高架にちょっと見えるのは悪ノリの産物みたいな旧客、それも31形客車の長編成。違和感ありまくりです。
三日目のこの写真には二日目くらいにふと思い立って作られた客車留置線が設けられているのが見えます。高架と高架に挟まれた、カシオペア色機関車のいる三本のことですね。これは広大な場所を求めた結果人の手が届きづらい場所になってしまったヤードでの客車組み換えの難から作られたもので、偶然ここで本線に合わせて車庫線がうねる配置だったが故のもの。この時はEF65の「ゆとり」とカシオペア色EF81の12系6両と確か夢空間北斗星の余りで組まれた謎ブルートレインを最新型のEF510が牽引する三編成が留置中。
今回こういった留置線が多く、前の写真にもチラッと写っていますが部長の知らぬ間に駅の横に二両編成まで入る小さな留置線が三本ほど作られていたりしました。やはり車両のいる留置線はあればあるほど華があっていいですね。
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少し右を向いてみると、その当時の車庫やスタッフ席の様子が分かります。スタッフ席のコントローラは車庫線用のもの。ポイントマシンとコードは二日目の朝くらいに身軽な後輩が頑張ってつなげてくれました。この車庫線、レイアウトの関係で結構な距離があるので、スタッフ席の人間は留置中の車両を事あるごとに行ったり来たり。見ているお客様にもちょっと楽しんでいただけたようです。電気配線の関係で駅ホームに入ると厄介なことになるのはご愛嬌ですが。ああ、あとやっぱり周りにいろいろおいてあるのはどうにかしないとですね。
車庫は相変わらず部長の趣味で京葉電車区状態に。もちろん他の人の車両も結構置いてあるのですが。部の車両、特に電車はモジュールに出張していることが多かったです。部長はずっと車庫線動かしてました……(笑)
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モジュールにはいつもまにか製作者によるモジュール紹介がついていました。手書きで見づらいですから、次回以降やるなら改善点ですね。窓の方では数年前の部室大掃除から暖めていた古いポスターを出してきて展示してみたり。なんで九州のが多いんでしょうね?

そんなこんなでこんなふうに色々やっているうちに怒涛の三日間も終わり、どうにかこうにか片付けて次の代に部長を譲り、鉄研2012年度となったのでした。まる。
皆様、記念祭の様子はいかがだったでしょうか?この記事で興味を持って今年の記念祭を訪れていただけるとありがたく思います。今年は……4月の26,27,28だったかな?

武蔵高等学校中学校鉄道研究部