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鉄研夏季九州長期旅行記2011 第二話 九州南進

8月26日。大分から南下、鹿児島を目指します。
大分駅の高架ホームから、豊肥本線に乗車。
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前回(2008年)も全く同じ区間でキハ220に乗ったなー、と思い出しつつ普通列車に揺られつ行きます。
夏季鉄研長期旅行記2011九州
~九州南進~

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阿蘇外輪山の中、宮地に到着。前回(2008年)の時はここからかの「あそ1962」に乗りましたが、今回はこの「あそぼーい!」に乗車して熊本に向かいます。車両は「オランダ村特急」「ゆふいんの森Ⅱ世」でも使われたキハ183の1000番台。「パノラマエクスプレスアルプス」を彷彿とさせる展望車付き特急です。
残念ながら展望席に座ることはできませんでしたが、十分大きい側窓から、阿蘇の景色を楽しめました。
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一時間ほどで熊本に到着。
時間があるので駅の外に出ます。写真は熊本市電。

昼食に熊本ラーメンのお店か何か無いかと探していたので、この時は路面電車には乗らず。




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無事昼食を終えた後は、急ぎ新幹線ホームへ。今回の旅行は新幹線分多めとなっております。ていうか鉄研旅行で新幹線とか2008年の九州旅行で新大阪~福山で0系に乗った時以来ですよ……。
それはともかく、さくら号に乗って一路南下します。鹿児島中央まで行ってしまうのも手なのですが、この際川内で降りて鹿児島本線に乗ることにしました。

鹿児島中央にいるうちに多くの部員は集合。ここで大阪からフェリーという常軌を逸した(失礼)経路をたどった前会計氏や、九州に実家や親戚の家がある人も合流。自分は熊本から鹿児島本線を経由しましたが、部員たちの中には日豊本線や肥薩線、果てはソニック+新幹線で博多経由なんていう猛者もいたようです。

しかし、せっかく集まったはいいのですが今回の集合駅は鹿児島駅。今日泊まるユースホステルは桜島にあるので、桜島へのフェリーが出る桟橋まで歩いて行ける鹿児島駅になったのですね。
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というわけで一駅移動。
鹿児島中央~鹿児島のわずか五分間だけまさかの特急「きりしま」使用。周遊券の最も豪華な使い方をしている気も。いや、車掌さんが来なくて幸いでした。周遊券の場合、車掌さんにどこで降りるか聞かれることが多いので・・・・・・鹿児島まで、って答えるのは流石に。


んー、ところで、左になんか赤いものが・・・・・・?
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九州新幹線鹿児島ルート全通まで使ってた485系、こんなところにも留置してるんですね。
結局これには乗らなかったなぁ……。

さて、一行は桟橋でフェリーに乗ります。
肝心のフェリーの写真を一枚も取っていないのが悔やみどころ。
乗ったのは確か第十五櫻島丸<チェリークイーン>だと思うんだけど……。

フェリーの船旅はわずか十五分。とはいえすることも無いので適当に荷物をおいて船首の展望室へ。
ぼんやり海を眺めていたら、妙に大きな船のシルエットが視界に映りました。な、なんだあれー!
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空母ヘリコプター搭載護衛艦だー!全通甲板の!いやはや驚いた。海自のDDHを偶然見れるなんて。
7月上旬に部員有志数名で行った稚内でも「せとぎり」を見かけたし、どうやら今年の夏は運が良いようです。

23 099真横から見ると全通甲板がよくわかります。3月に配備されたばかりの「いせ」ですね。九州的に考えて「ひゅうが」だったらもっと良かった(何)
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おっと、このブログは軍研でなく鉄研のブログなのでした。脱線はこのあたりでやめにして、締めに入るとしましょう。
(ちなみに武蔵に軍研は存在しません。念の為。)
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今日宿泊する桜島です。前回の九州では噴火真っ最中だったことで部員に知られています(笑)
白いのは笠雲かそれとも噴煙か。
桜島の港からは長い階段と急な坂を登り、ユースホステルへと向かいます。
今回では一番つらい場所にあるユースでした。なにせゆるい道を通ると何キロか遠回りしないといけないので……。

さてさて、一行はついに九州最南の県、鹿児島に着きました。
旅行も実質折り返し。明日は今日も通った熊本へ北上します。
ではまた!

武蔵高等学校中学校鉄道研究部