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GMクモハ12を作ってみる(前編)

このたびはご覧いただきありがとうございます。ここでは私が触ったことはあっても碌に完成させたことのないGM板キットに触れ、完成させるまでの間に感じたことをダラダラと載せていきます。完成させたとはいっても普段読者諸二が見てらっしゃるだろう雑誌作例やSNSのスーパー作品群とは比べ物にならないような稚拙な出来、文章ですがどうぞ最後までお付き合いいただけると幸いです。(記事が長いため、箱組をする前とそのあとで前後編に分けています)

この記事を書いている私は、実のところ鉄研ブログに記事を載せるのは初めてです。まあ慣例に沿って(?)とりあえずThinkpad169acとでも名乗っておきます。今後またブログ等でお会いすることがあるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。

前置きが長くなりましたがここから本題です。私は12月中旬、長く長く苦しい期末大戦争も終わりこころもからだもサイフにも余裕が出来、久しぶりに秋葉原を巡回していたらGMストアーで雑誌の付録として出てから10年以上の時を経てようやく定番化されたクモハ12050/クモハ11200/クハ16000が作れる最新()板キットの一両アソートが\900で売っていて思わず掴んでしまいました。ついでにトレジャーの手すりセットとかアキヨドで0.3mmドリル刃(→二日足らずで折れる)も買ってしまいました、いぇい。ついにここで車体を作る準備ができてしまいました。

およそここまで500字。ようやく製作開始です(オイ
前述したようにここでは手すりの別パーツ化をしようと思っていたので袋を開けて早々、まず前面パーツについている手すりを#320~1000の紙やすり等で削ります。パーツ保持のことを考え、ランナーから前面パーツに手すりをつけ終わるまで切り取らないのがポイントです。そして画鋲で刃が滑ることを防止するポンチ打ちをして、0.3mmのドリルで穴をあけます。(ポンチ打ちについては、交換した後の手すりの位置がブレて斜めだったり入らない、なんてことのないようにモールドの残ってるうちにしたほうが良いと思われます。実際はきれいに削った後に打ったので私のものはズレました。かなしい)

↑手すりを金属パーツに付け替えたもの、この後あわててリベットを削りました。

次に、側面パーツを切り取り、選択式になっている車端部を接着します。本来は接着剤の乾燥時間を必要とするこの作業は時間をわりと使う前面パーツの加工をする前にしたほうが効率的でいいのですが両運のクモハ12050を作るか、片運のクモハ11-200/クハ16のどちらを選ぶかあまり考えていなかったのでここで作業しています。そしてのんびり紅茶を飲んで部屋の換気をしたりSNSでかわいい美少女の絵に癒されネトゲをすることn時間、乾燥を待ちます。(時々屋根に側板をあて調整し、歪みをなくすとよい) 乾燥したら、リベットを削ります。どうやら*31系一族には1929年製、30年製、31年製の3タイプあるようで、そのうち31年製のもののみが裾リベットがないようです。(クモハ12050だと053,054,055の三両、クモハ11-200だと242~270がそれぞれ該当するようです)わたしは、他と差異をつけてみたいなぁと思い何となくよく知らずにネットの写真見ながら削っていました。

↑リベットを削った側板

これでようやく車体パーツがそろったので箱組をします。まあとくにいうようなこともありません。しいて言えば直角をしっかり出すことくらいです。あと箱組前に透明塩ビ板を切り出しましょう。そしてなくさないようにしっかり保管しましょう(どのパーツにも言える)と、偉そうに言ってますが実際はけっこう失くしてしまってストックからあとで切り出してます。

箱を組終わったら屋根を接着しましょう。ただこのキットは最近のもので精度が大変良いので塗装後取り付けても全然大丈夫です。わたしはマスキングの手間を考えてここで接着していません。まあここはキットの合いによりけりなのでしっかりと仮組やすり合わせして考えましょう。

↑箱組したもの。屋根は接着せず仮においてます。

机の上が汚くてすいません…。

武蔵高等学校中学校鉄道研究部